お腹の調子がしばらく安定しない。便秘が続いたかと思えば下痢になる。そんな状態が続いていても、「昔からお腹は弱いほうだから」と体質のせいにしてやり過ごしている方は多いのではないかと思います。当院の受付でも、「ずっとこんな感じだったので気にしていなかったんですが、最近ちょっと気になって」と話してくださる方に出会うことがあります。
便通の悩みは、痛みや熱のようにわかりやすい症状ではないぶん、受診のタイミングをつかみにくい不調です。「こんなことで病院に行っていいのかな」と迷う気持ちもよくわかります。ただ、迷っている時間が長くなるほど、ご自身の状態を客観的に把握する機会が遠のいてしまうのも事実でしょう。
この記事では、便秘や下痢、お腹の張りといった便通の変化が続くとき、何を目安に受診を考えればよいのかを整理してお伝えします。実際に内科や胃腸科を受診したときの流れにも触れていますので、「まだ受診するほどではないかもしれない」と感じている方にこそ目を通していただければと思います。
便通の悩みに寄り添う内科・胃腸科の考え方
便秘や下痢が続く、お腹の張りが気になる。そうした便通の変化は、日常のなかで我慢してしまいやすい不調です。髙石内科胃腸科は、墨田区で60年以上にわたり地域の方々の健康を支えてきた有床診療所として、こうした「なんとなく気になるお腹の悩み」にも丁寧に向き合っています。
当院では便通に関する悩みを相談できる便通外来(要予約、電話にてお問い合わせ)を設けており、過敏性腸症候群や慢性的な便秘にも幅広く対応しています。内視鏡検査が必要な場合には、麻酔の有無を心配される方もいらっしゃいますが、当院では鎮静剤を使用しており、個人差はありますが、眠っているようなリラックスした状態で検査を受けていただけるよう配慮しています。毎月第1土曜日には女性医師が内視鏡検査を担当しており、性別を問わず安心して受診いただける環境づくりにも取り組んでいます。
検査結果で気になる所見が認められた方には、必要に応じてフォローアップのご案内をお送りするなど、継続的な健康管理をサポートしています。当院が大切にしているのは、「まず話を聞いて、状況を一緒に整理してから次を考える」という姿勢です。便通のことが少しでも気になったら、まずはお電話でご相談ください。
便通の変化にはタイプがある:まず自分の状態を知る

「最近、お腹の調子が安定しなくて」。当院の受付でも、そうした声を耳にすることは珍しくありません。便秘が続いていたかと思えば急に下痢になる、お腹が張って苦しい。こうした便通の変化は、多くの方が日常のなかで経験しています。
便通異常にはいくつかのパターンがあります
便通の変化にはいくつかのタイプがあります。数日間排便がない、あるいは出ても残便感がある「便秘型」。軟便や水っぽい便が続き、急な便意に悩まされる「下痢型」。そして便秘と下痢を交互に繰り返すタイプもあり、お腹の張りや痛みをともなう場合もあります。
便の形が以前と変わった、ガスが溜まりやすくなったなど、はっきり便秘や下痢とは言えない違和感も便通の変化に含まれます。
「体質だから」で済ませてしまいがちな理由
生活に大きな支障がなければ「昔からお腹が弱いほうだから」と、体質のせいにして様子を見てしまう方は少なくありません。当院にも「ずっとこんな感じだったので気にしていなかった」とおっしゃる方がいらっしゃいます。
実際、便通異常を抱えている方は日本人の10%から20%にのぼるとも報告されています。検査で腸に異常が見つからないのに腹痛や便通の変化が長く続く「過敏性腸症候群(IBS)」と呼ばれる状態もあり、日本人の約10%から15%が該当するという報告があります。
こんなサインがあるときは、早めに相談を
一時的な食事の乱れやストレスで数日間お腹を崩すことは、誰にでも起こりえます。ただし、便秘や下痢が2週間以上続く、便に血が混じる、体重が減っている、急に排便の習慣が変わったといったサインがある場合は、早めに内科や胃腸科へ相談したほうが安心です。ご自身だけで原因を判断するのは難しいことが多いため、医師に状況を伝えて整理してもらうことをおすすめします。
受診してみたら「とくに心配のない状態でした」ということも少なくありません。確認できて安心した、それだけでも相談した意味は十分にあるでしょう。
相談するとどうなる? 問診から検査までの流れ

便通の悩みで受診するとき、「いきなり検査になるのだろうか」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。まず知っておいていただきたいのは、受診した日にすぐ検査が始まるわけではないということです。最初に行われるのは問診、つまり医師とのお話です。
問診では何を聞かれるのか
一般的に確認されるのは、排便の頻度や便の形、症状が続いている期間、腹痛や血便の有無、ふだんの食事や生活リズム、服薬歴や消化器系の既往歴といった内容です。こうした情報をもとに、医師が便通の変化の背景を整理していきます。すべてを正確に伝える必要はなく、「だいたいこのくらい」「ここ数か月で変わった気がする」というおおまかな感覚で十分です。
問診のあと、どんな検査につながることがあるのか
医師が必要と判断した場合、血液検査、腹部エコー、便潜血検査、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)などへ進むことがあります。大腸内視鏡検査は腸の内側を直接観察し、ポリープや炎症がないかを調べる目的で行われます。事前準備が必要なため、初回の受診日にそのまま実施することは通常なく、後日改めて予約する流れです。
当院では鎮静剤を使用しており、個人差はありますが、リラックスした状態で検査を受けていただけるよう配慮しています。毎月第1土曜日には女性医師が内視鏡検査を担当しています。
すべての方に検査が必要なわけではありません
便通の相談をしたからといって全員が検査を受けるわけではありません。生活習慣の見直しや薬の調整で対応できるケースもあります。「検査が必要かどうか、自分では判断がつかない」という状態のまま来院していただいて構いません。当院では便通外来(要予約、電話にてお問い合わせ)も設けていますので、症状が気になる方はお気軽にご連絡ください。
便通の変化を「経過」として見ていくために

便通の悩みは、一度の受診で完全に解決するものばかりではありません。生活習慣やストレスの影響を受けやすい症状だからこそ、変化があったときにまた声をかけられる関係があると安心です。
便通は「変化の流れ」で見る
たとえば、以前は便秘だけだったのに最近は下痢を繰り返すようになった、という変化があったとします。一つひとつの症状だけなら「よくあること」で済むかもしれません。けれど、時間の流れのなかで捉えると、「以前と少し違うかもしれない」と気づくきっかけになることがあります。前回の受診時の話と今回の状態を照らし合わせることで、医師も判断の精度を上げていけます。
「かかりつけ」がある安心感
ふだんからご自身の状態を知ってくれている医師がいると、便通のようなちょっとした体の変化も相談しやすくなります。生活圏のなかにある地域の内科や胃腸科であれば足を運びやすく、経過を継続的に診てもらいやすい環境があるでしょう。
当院が便通の相談先としてできること
髙石内科胃腸科は、胃腸科と内科、外科を診療科目とする有床診療所です。腹部エコーやCT、大腸内視鏡検査といった検査設備を院内に備えており、問診から必要な検査へスムーズにつなげられる体制を整えています。
便通外来(要予約、電話にてお問い合わせ)では、過敏性腸症候群や慢性的な便秘など、便通に関する悩みを専門的にご相談いただけます。内視鏡検査後に気になる所見があった方には、必要に応じてご案内をお届けするなど、検査を受けたあとの経過にも目を配っています。
気になったタイミングで相談しておけば、その時点での状態がひとつの記録として残ります。お腹の調子が気になり始めたら、まずはお電話でご相談ください。
【Q&A】便通の変化が気になるときによくある疑問
医院情報
| 医院名 | 髙石内科胃腸科 |
|---|---|
| 運営法人 | 医療法人社団 常壽会 |
| 所在地 | 〒131-0044 東京都墨田区文花1-21-3 |
| 電話番号 | 03-3619-3221 |
| 診療科目 | 内科・胃腸科・外科 |
| URL | https://jojyu-kai.jp/ |
