「胃カメラって、保険がきくんですか?」
当院にお電話をくださる方から、この質問をいただくことは少なくありません。検査を受けてみようかなと思い始めたとき、最初にぶつかるのが費用の問題でしょう。保険が使えるのか、自費になるのか。それによって負担がまったく変わってくるわけですから、気になるのは当然です。
ただ、この問いに「使えます」「使えません」とひと言で答えるのは、実はなかなか難しいところがあります。同じ胃カメラでも、受ける理由や状況によって保険適用になる場合とならない場合があるからです。
ここでは、内視鏡検査や各種検査にかかる費用の仕組みを、できるだけわかりやすく整理してみます。「自分の場合はどうなんだろう」というモヤモヤが少しでも軽くなれば、うれしく思います。
費用のことも、遠慮なく聞いてください
検査の費用がよくわからないまま受診をためらっている方は、思いのほか多くいらっしゃいます。「保険が使えるかどうか、電話で聞いてもいいんですか?」と遠慮がちに問い合わせをくださる方もいて、私たちスタッフとしては「もちろんです」とお伝えしたい気持ちでいます。
髙石内科胃腸科は、墨田区で昭和26年に開設して以来、地域のかかりつけ医として診療をつづけてきました。内視鏡検査やCT、エコーといった検査設備が院内にそろっており、診察の流れでそのまま必要な検査へ進められます。「麻酔はありますか」とお問い合わせをいただくことがありますが、当院では鎮静剤を使い検査時の負担に配慮した内視鏡検査に対応しておりますので、「検査が怖い」という方にもご相談いただける環境です。
費用や保険適用の見通しについても、受診の前にお電話でお問い合わせいただけます。「まだ受診するか決めていないけれど、ちょっと聞いておきたい」という段階でも構いません。お気軽にご連絡ください。
「保険がきくのか、自費なのか」がわかりにくい理由

内視鏡検査の費用について調べると、「保険適用」と「自費」の2種類があることに気づきます。ただ、どちらになるかは検査の種類で決まるわけではありません。「なぜその検査を受けるのか」という理由によって変わります。ここが、多くの方が混乱しやすいポイントです。
保険が適用されるのは「医師が必要と判断した」場合
健康保険は、病気やけがの診断や治療を目的とした医療行為に対して適用される制度です。内視鏡検査であれば、胃の痛みや胸やけ、便通の異常といった症状があり、医師が「検査で調べる必要がある」と判断すれば保険の対象となる場合があります。
健康診断や人間ドックで異常を指摘されて精密検査として受ける場合も、保険適用となるケースが多くみられます。3割負担の方であれば、胃カメラは観察のみでおよそ4,000円から6,000円程度が自己負担の目安です。
人間ドックや「念のため」の検査は原則として自費
一方で、とくに症状がなく「念のため調べておきたい」という場合は、原則として保険が適用されません。人間ドックや、健康診断に追加する形で受ける胃カメラなどがこれにあたります。自費の場合、胃カメラで10,000円から20,000円程度が一般的な目安です。
当院でも人間ドック(基本コース33,000円)をご用意しており、内視鏡検査の追加にも対応しています。
自治体のがん検診という選択肢もある
墨田区では、区が実施する胃がん検診として胃内視鏡検査を受けることもできます。50歳以上の区民の方が対象で、自己負担は1,500円です。保険診療とも自費とも異なる枠組みですが、費用を抑えて検査を受けられる方法として知っておくと役立ちます。
「自分にはどの受け方が合っているのか」を整理するのは簡単ではありません。だからこそ、費用のことは受診前に一度ご相談いただくのがよいと考えています。
「自分の場合はどうなるの?」をケース別に考える

保険と自費の基本的な違いはわかっても、「じゃあ自分はどっちになるの?」というところが一番気になるのではないでしょうか。当院に多い相談のパターンを3つ取り上げて整理してみます。
ケース1:「症状がある」場合(保険適用の可能性が高い)
胃もたれや胸やけがつづいている、おなかの張りが気になる、便に血が混じっているような気がする。こうした症状があって受診された場合は、医師が必要と判断すれば保険適用で検査を受けられます。
「大したことじゃないかもしれないんですが」と前置きされる方も多いのですが、症状の程度に関係なく、気になることを率直にお話しいただくほうが判断もスムーズに進みます。
ケース2:「健診で引っかかった」場合(精密検査として保険適用に)
健康診断や検診で「要精密検査」と判定された方、血液検査でピロリ菌の陽性が出た方は、精密検査として内視鏡検査を受ける場合に保険が適用されるのが一般的です。健診の結果用紙を持参していただくと、話がスムーズに進みます。
当院では、検査結果で気になる所見が認められた方に対して、必要に応じてフォローアップのご案内をお送りしています。結果を受け取ったまま迷っている方も、まずご連絡いただければと思います。
ケース3:「とくに症状はないけど調べたい」場合(自費またはがん検診)
「親が胃がんだったから調べておきたい」「40代になったし、一度しっかり見てもらいたい」。そうした動機の場合は、基本的に自費での検査か人間ドックの一環として受ける形になります。
ただし、問診で状況をうかがうなかで医師が検査の必要性を認めれば、保険適用になることもあります。墨田区の胃がん検診(胃内視鏡検査、自己負担1,500円)も選択肢の一つです。
「どれに当てはまるかわからない」なら、それも含めて相談できる
実際には「症状なのか、ただの不調なのか自分ではわからない」という方がほとんどです。当院では受診前のお電話でも費用の見通しについてお答えしていますので、まずは聞いてみるところから始めてみてください。
費用について相談するとき、知っておきたいこと

検査の費用は、受ける前にある程度の見通しを立てておくと安心です。事前に知っておくと役立つポイントをまとめておきます。
保険診療の費用は、医療機関によって大きくは変わらない
保険診療の場合、国が定めた診療報酬点数に基づいて費用が決まるため、どの医療機関で受けても自己負担額に大きな差は出にくい仕組みになっています。使用する薬剤や追加の処置によって数百円から数千円の変動はあるものの、「どこで受けるかで何万円も違う」ということは基本的にありません。
費用が変動するポイントを事前に確認しておく
内視鏡検査では、検査中に気になる所見があれば生検(組織の採取)を行うことがあります。鎮静剤の使用やピロリ菌の追加検査によっても費用は変わってきます。当院では鎮静剤を使った苦痛の少ない検査に対応しておりますが、保険診療であれば追加費用は3割負担で500円程度です。
人間ドックでも、後から保険適用に切り替わることがある
人間ドックは原則として自費ですが、検査の結果、治療が必要な状態が見つかった場合は、そこからの診療は保険適用となるのが一般的です。「自費だからもったいない」と考えるよりも、「何か見つかればそこからは保険で対応できる」と捉えていただくほうが、判断しやすくなるかもしれません。
医療費控除が使える場合もある
年間の医療費が10万円を超えた場合、確定申告で医療費控除の申請ができる場合があります。人間ドックそのものは控除の対象外ですが、ドックで病気が見つかり治療につながった場合は対象に含まれることがあります。領収書は念のため保管しておくとよいでしょう。
迷ったら、受診前に電話で確認するのが一番早い
「自分の場合にいくらかかるか」は状況によって変わります。当院ではお電話でのお問い合わせにも対応しておりますので、費用の目安を知りたいという段階でもお気軽にご連絡ください。
【Q&A】検査の費用と保険適用についてよくいただく疑問
医院情報
| 医院名 | 髙石内科胃腸科 |
|---|---|
| 運営法人 | 医療法人社団 常壽会 |
| 所在地 | 〒131-0044 東京都墨田区文花1-21-3 |
| 電話番号 | 03-3619-3221 |
| 診療科目 | 内科・胃腸科・外科 |
| URL | https://jojyu-kai.jp/ |
